医療用チューブの
超音波肉厚・同心度測定
肉厚分布、偏肉、同心度を直接測定し、レーザー外径データと組み合わせて内径を算出。押出中のインライン測定と、切断品のオフライン検査を用途から選びます。
どこで測定する必要がありますか?
工程をその場で調整したいのか、切断後の品質記録を作りたいのかで、適する構成が変わります。どちらも材質、形状、カップリング、超音波エコーの適合性確認が必要です。

UltraGauge™
押出中のチューブを連続測定し、肉厚分布と同心度をリアルタイムで確認します。
- 立上げ時の肉厚調整
- 偏肉や工程ドリフトの早期検出
- トレンド、SPC、アラーム
- レーザー外径測定との統合
- 条件を満たす工程での制御

BenchLinc UT
剛性または半剛性の定尺切断チューブを、管理された条件で長さ方向に測定します。
- 受入・初品・最終検査
- 工程バリデーション
- ポリマー、ニチノール、金属チューブ
- オプションのTritonによる外径測定
- 結果の記録とレポート
直接測定と算出値を区別する
図面や検査規格では、センサーが直接測った値と、複数の測定値から計算した値を明確に区別することが重要です。
直接測定:肉厚
超音波エコーから、設定された方向の肉厚を測定します。複数方向の肉厚分布から同心度や偏肉を評価します。
直接測定:外径
レーザーマイクロメータが外径と、構成に応じたX/Y寸法または推定楕円度を測定します。
算出:内径
同期した有効な外径データと肉厚データを組み合わせて、内径を算出・表示します。超音波が内径を直接測るわけではありません。
インラインの高温・動的測定と、冷却後のオフライン測定では条件が異なります。同じ位置・定義・温度条件を意識して相関を確認します。
寸法だけでは測定可否を決められません
超音波の信号は、材質、界面、周波数、角度、カップリング、センタリングによって変わります。特殊材料や複雑な構造では代表サンプルでの確認が重要です。
確認する製品情報
- 材質と音速
- 単層/多層構造
- 最小・最大外径と肉厚
- 編組、コイル、フィラー、コーティング
- 表面状態、直進性、柔軟性
- 公差と合否判定方法
確認する測定条件
- インラインまたはオフライン
- カップリング水と温度
- トランスデューサ周波数・角度
- 製品の位置とセンタリング
- ライン速度と搬送距離
- レシピ、SPC、アラーム、PLC要件
導入までの実用的な流れ
測れるかどうかだけでなく、製造現場で繰り返し使える方法になるかを段階的に確認します。
1. 管理項目を定義
最小肉厚、平均肉厚、同心度、内径など、合否判定に使う項目を確認します。
2. 代表サンプルを評価
材質、肉厚、界面、表面状態から安定した超音波エコーを取得できるか確認します。
3. 構成と相関を確認
必要チャンネル、外径測定、ガイド、ソフトウェアを決め、既存検査法との相関を確認します。
測定したいチューブ情報をお送りください
材質、外径範囲、肉厚範囲、公差、製品長、インライン/オフラインの希望、代表サンプルの有無から、UltraGauge™、BenchLinc UT、または別の測定方法の現実的な出発点を整理します。
製品の取扱可否、販売地域、サポート範囲はメーカーと製品ラインにより異なり、用途確認時にご案内します。このページは、日本国内におけるGauge Advisorの販売代理権を示すものではありません。